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『呼び出し一』
一週間前にパーマをかけたら、
名も知らぬカワイイ後輩の女子から告白をうけた高校生・塚地肇。
彼女いない歴18年と1ヶ月(実年齢)、
これでバレンタインもクリスマスも怖くない、空ってこんなに青かったっけ・・・。
なんて浮かれる肇の夢は「フツーの大学に入って、フツーに就職して、
フツーの体型で、フツーに生きていくこと」。
なぜそんな夢を持つのかというと、彼の両親は熱狂的相撲ファンで、
小さい時から相撲部屋に入れようと肥満児目指してドカ食いさせられ、
今ではハイレベルな胃弱体質で一日一下しみたいな、
基本ユルイ体質になったという経歴のため。
そんな両親が次に息子に選んだ職業は
相撲部屋に所属し、取組前の力士を呼び上げたり、
懸賞旗を揚げたり、土俵の周りの雑用をこなす裏のエキスパート“呼び出し”。
絶対倒産しないしこの不況下にもってこいの職業という両親だが、
せっかくきた春を逃したくない肇は猛反発。
しかし彼女との初デートの日に両国国技館に相撲を見に行くハメになる。
彼女のデートの前に両親に頼まれたことを済ましてしまおうとする肇だが、
生で相撲を見た肇は相撲の世界に引き込まれてしまう。
青春角界ラブコメディのはじまりです。

耽美的世界からBL作品サスペンスまで描く、
中村明日美子さんの青年誌「モーニング」の作品の題材は“相撲”。
相撲といっても力士ではなく“呼び出し”という職業にスポットをあてています。
“呼び出し”って何?と思われた方に簡単にご説明しますと、
「に~ぃし~○○ ひがぁ~しぃ~○○」と呼び上げたりしている方のこと、
粋なたっつけ袴で呼び上げたり土俵まわりの仕事をこなす裏方さんなんです。
まずこの主人公が相撲狂の両親のせいで相撲に興味がないので、
そのあたりの説明が初心者にもわかりやすく解説されていて、
読み手が相撲を知らなくてもすんなり入れるんです。
またスポットをあてているのが力士ではないため、
相撲の世界をまた違う視点から見れるのもいいですよね。
また著者・中村明日美子さんの描く相撲のシーンが、
迫力があって、それでいて優雅で、十分見せてくれます。
愛をすごく感じる丁寧さだな、と思わざるをえません。
最近でいうところの『GIANT KILLING』のように、
サッカーマンガながら選手ではなく監督にスポットをあてた、
そんな違う目線から国技を楽しめる作品に仕上がっています。

1巻目はまだ、相撲という競技に興味を示した肇しか描かれていませんが、
これから私たちを相撲の世界へひぱってくれるであろう主人公。
謎の美女も登場してますますおもしろい展開になりそう。
ぜひ一緒にお相撲の世界へ入ってみませんか?
あらたな出会いがここにありますよ。

【紹介エントリー】「GIANT KILLING」大番狂わせの監督登場

呼出し一(1) (モーニングKC)呼出し一(1) (モーニングKC)
(2010/07/23)
中村 明日美子

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