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『十ヶ所くらいの穴』マリッジブルーの真相
11月20日、6月に結婚する私は帰り道、晩は焼きナスにしようと思う。
「秋ナスは嫁に食わすな。」
6月まで半年とちょっと。
焼きナスを自由に食べれる今、思う存分食べまくる。
焼きナスの作り方は、焼くときに均等に十ヶ所くらいの穴を開ける。
自分にも十ヶ所くらいの穴を開けたら、
今の気持ちがプシューっと出てすっきりするだろう、と思う。

主人公の佐藤幸子が結婚を決めて、
結婚式を挙げるまでの約半年をオムニバスで描くこの作品。
とにかく彼女はマリッジブルーなわけです。
だから彼氏の両親と初めて会うにあたっての車の席順に悩んだり、
結婚式に呼ぶ友人に悩みランクをつけてみたり、
結婚式で読む両親にあてる手紙に悩んだり、
まあとにかく悩むのです、静かに大きく。
それがなんともリアリティがあって、
読んでいくうちに幸子に感情移入してしまうんです。
そんな風に主人公を思い出した頃に6月24日をむかえ、
彼女の悩みを核心にせまります。
最後はホッとホロリとさせてくれる珠玉の連作。
女心を、というか人間の感情をキレイに描いていて、
それでいてイヤなところが全然ない。
すごく著者の野村宗弘さんテイストが効いた作品に仕上がっています。

ちなみにこの作品、
『そう言やのカナ』という作品に同時収録されている作品で、
コミックスの裏の表紙が『十ヶ所の穴』の表紙になっているという、
今はなき両A面の作品なんです。
だからあえてここで単発で紹介してみました。
『そう言やのカナ』もすごくいい作品なので、
1冊で2度楽しめますよ。

そう言やのカナ 1巻 (ニチブンコミックス)そう言やのカナ (1) (ニチブンコミックス)
(2011/02/09)
野村 宗弘

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