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「あのひととここだけのおしゃべり」
今日はコミックではなく対談集をご紹介したいと思います。
マンガ界の名手よしながふみさんがいろんな方と、
マンガトークで盛り上がる、マンガ好き必見の対談集です。

第一章 やまだないと×福田里香 『私たちの好きな少女マンガ』
「西荻夫婦」など数々人気マンガを生み出し続けるやまだないとさんと、
お菓子と果物専門の料理研究家福田里香さんとの対談集は、
24年組(昭和24年前後に生まれた一部の少女マンガ家たちの総称)の、
大島弓子さんや少女誌「りぼん」時代の一条ゆかりさん、
くらもちふさこさん、岡崎京子さんから羽海野チカさんまで、
今の少女マンガの原点ともいえる大きな流れを、
少女マンガ好きの3人が語る興味深い対談です。

第二章 三浦しをん(その1)『フェミニズムはやっぱ関係なくないのよ』
「まほろ駅前多田便利軒」で直木賞を受賞した作家三浦しをんさんは、
マンガ編集者を目指していたというマンガ好きだそうです。
そんなお2人の対談は、やはり24年組の話から始まり、
少女マンガ少年マンガの文法、BL(ボーイズラブ)の楽しみ方まで、
ツウ好みの対談です。

第三章 こだか和麻 『ボーイズラブじゃ描けない事』
「腐った教師の方程式」などBLのパイオニア的存在の、
BLマンガ家こだか和麻さん、じつはデビューは少年マンガだそうです。
BL作家同士でもあるお2人の対談は、BLを描き始めたキッカケ、
同人誌からBLの流れ、BLの原点など盛りだくさん。
お2人だからこそのお話はBL作家を目指す方は必見の対談です。

第四章 三浦しをん(その2) 『やおいは男同士でなくてもいい』
2回目のお2人の対談は、BL評についてや、やおいの定義など
BLについて深く語り合った対談。正直、目からウロコです。
私自身、書店のコミック担当でありながらBLを、
苦手なジャンルとして見ている部分が少なからずあります。
しかしお2人の対談を読むとBLについての考え方、見方が変わります。
このお2人の説得力よ!BLを苦手視している方にオススメの対談です。

第五章 羽海野チカ 『メディア化するということ』
言わずと知れた「ハチミツとクローバー」の羽海野チカさんとの対談。
「スラムダンク」の同人時代から顔見知りのお2人、
直接仲良くなったのは2、3年前だそうです。
初対面で16時間も語り合ったという仲良しのお2人の会話は女子そのもの。
そしてこのお2人に共通するものはご自身の作品が、
メディアで映像化されたという事。
メディア化された作品の原作ファンの方との距離や葛藤が、
浮き彫りされた興味深い対談です。

第五章 志村貴子 『表現は選択できない』
「放浪息子」などコミックビームなどのサブカル誌で少年少女の心情を、
細やかに描き上げる志村貴子さんとの対談は、
マンガ家という職業そのものや、作品を生み出すツラさ、
作家の精神面のお話などが交わされています。
物を生み出す力って本当にすごいんですね。

第六章 萩尾望都 『マンガ=24年組というくらい・・・』
「ポーの一族」など24年組の代表的マンガ家、萩尾望都さん。
人気少女マンガのお話から、よしながさん自身が、
小さい時に触れた萩尾作品のお話、構成やアイデアなど、
ベテランマンガ家さんから聞ける貴重なお話の数々。
今でも第一線で活躍の萩尾さん、今はやりのマンガも熟知されています。
萩尾さんの口から「NANA」が聞けるなんて・・・。

プロ対プロの対談集はマンガ好きには鼻血ものの一冊。
少女マンガが大好きな方、少女マンガを読みたいけれど、
どこから手をつけていいかわからない方、
BL好きから、BLを読まず嫌いの方、マンガ家を目指す方、
よしながふみさんが好きな方に絶対にオススメします。
これを読んで私もマンガ好きに拍車がかかりました。
「マンガ大好き!」と読後に叫びたくなる対談集です。

よしながふみ対談集 あのひととここだけのおしゃべりよしながふみ対談集 あのひととここだけのおしゃべり
(2007/10/04)
よしなが ふみ

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