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「金魚奏」でお互いを想う気持ちを勉強しましょ。
白泉社の花とゆめCのピュアで心温まる作品をご紹介します。
人と人とのコミュニケーションを改めて考えたくなる、
そんな作品です。

高2になりたての春、主人公の飛鳥は町の小さなお祭りで、
和太鼓を演奏していた大学生の雅生のその音に心を奪われ、
一瞬にして恋におちてしまう。
その演舞は、胸をうつ衝撃、闇を切り裂くような重低音の和太鼓の音。
のち同級生の兄と判明した飛鳥は雅生会いに行くが、
彼は耳が聞こえない青年だった。
もともとぶっきらぼうな性格の上、
聴覚障害というハンディのため心を閉ざしている雅生。
でも彼と一緒にいたいと想う飛鳥は、
自分の胸の内を打ち明け、彼の世界に入ろうと努力する。
しかし大きな障害のあるふたり、すれ違いや行き違いで、
飛鳥は雅生を傷つけてしまう。
近づきたいのに近づけない、傷つけたくない。
伝わらないもどかしさ、そして伝わる喜び。
ふたりはそれを乗り越え恋人同士になる。

雅生は読話ができるので早口でなければ相手の言葉が読み取れます。
もちろん言葉を発することもできます。
一方の飛鳥は最初は手話ができないのでゆっくり話したり、
筆談で雅生とコミュニケーションをとります。
「耳が聞こえない」
たったこれだけの事がどれだけ大変な障害か、
改めて思わされました。
大きい障害はたくさんの過酷をうみますが、
それを一緒に乗り越え分かり合えたふたりの喜びは、
何十倍にもふくれあがります。
なだけに、ひとつひとつの言葉や気持ちが、
切なくてキレイで読者の心にしっかりと響くんです。
前向きな飛鳥と付き合いはじめ、雅生も閉ざした心を開き、
ふたりで一緒に成長していくそんなお話。

とにかくこのマンガは「ピュア」で成り立っています。
あたり前の事に久々にキチンに向き合いたくなる物語です。
大人ってピュアな心どこか忘れがちですよね、イヤだなぁ。
少女マンガのピュアさ、すごく大切です。
このマンガは久々に少女マンガの核を見せてくれた作品。
こういう気持ち、いつまでも忘れたくないですよネ。

金魚奏 (花とゆめCOMICS)金魚奏 (花とゆめCOMICS)
(2006/09/05)
ふじつか 雪

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