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「3月のライオン」温かなものがたり。
白泉社のヤングアニマルで連載、「ハチミツとクローバー」の羽海野チカさん、
最新作をご紹介いたします。

東京の下町でひとり暮らしをする17才のプロ将棋の棋士、桐山零。
幼い頃両親と妹を亡くして以来、心に深い傷を負い、
孤独をかかえ生活をしている。
ある時近所に暮らす3姉妹のあかり、ひなた、モモと知り合いになった零は、
彼女たちと接していくうちに失っていたなにかを取り戻していく。

1巻目は零の悲しい過去やその後の生い立ちや今の状況、
そんな零を明るく迎えいれてくれる3姉妹の境遇など、
伏線をはっていっているという感じ。
そのためくわしいストーリー内容が書けないのは残念ですが、
ハチクロしかり伏線を最初にばら撒くのがお得意な羽海野さんらしい出だし。
主人公の零は五段の腕を持つプロの将棋棋士。
彼が棋士を生業にしているのは将棋が好きだとか単純な理由ではなく、
その道に進む以外自分の存在理由を肯定するものがないから。
肉親を失った幼い自分を引き取ってくれた家族とも結局うまくいかず、
さらに孤独は広がっているのが今の零の境遇。
そんな中救いなのは、彼を温かく迎えてくれる明るい3姉妹の存在。
しかし彼女たちもただ明るい人々というわけではなさそう・・・。
そんな登場人物たちだけにマンガの雰囲気は全体的に暗い印象ですが、
そこは羽海野さんお得意のテンポよいギャグとかわいい絵柄で、
カバーしてくれているので問題はありません。

「ハチクロ」で一気に人気マンガ家として有名になり、
作品自体もアニメ、映画、ドラマ化と人気をあおるかたちになった羽海野チカさん。
最新作は周りや読者からかなりの期待を背負って描かれたとかと思います。
それだけに注目の高い今作でしたが、問題はなさそう。
マイペースにすすむストーリーといつもの羽海野節も健在で、
このまま進めばファンを裏切らない作品になりそうな予感。

これから3姉妹との交流を通してプロ棋士としての自覚、
自分の過去、心の孤独などに向き合って成長していく零を、
静かに見守っていきたい、そんな作品ですね。

3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)
(2008/02/22)
羽海野 チカ

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