スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
『ラッキー』5文字がつなぐ愛の物語
小学館『ビックコミックオリジナル増刊号』に掲載された、
新感覚家族物語をご紹介いたします。

小学5年生の日置祐太は身体の弱い母を亡くし父親と2人暮らし。
やさしい父親と家事を分担しているため、
友達と遊ぶヒマもなく友達自体少ない。
ある日祐太は押入れから偶然、犬ロボを発見する。
その犬ロボは最近流行りのペット犬ロボットの初期型で、
現在の犬ロボのように音声でコミュニケーションはとれないが、
顔についたディスプレイに5文字の言葉を映し出し、
コミュニケーションをとる見た目も愛らしい犬ロボ。
その犬ロボは祐太が生まれるずっと前、
当時子供が授からなかった両親が家族として飼っていたもの。
名前はラッキー、彼の機能は主人の模倣。
亡くなった母親が大切にしていたラッキーは、
祐太が生まれる前の母親の記憶がたくさんつまっていた。
祐太はラッキーと出会い再び日置家の一員となり、
祐太とラッキーの不思議な生活が始まった。

母親を亡くし塞ぎ気味の祐太の前に現れたラッキー。
母親の強い気持ちがインプットされたラッキーを通じ、
母親の死、そして自分自身成長していくストーリー。
たった5文字の言葉でコミュニケーションをとるラッキー、
その中に母親を知り再び母親を想う祐太。
シンプルな言葉でも心がこもっているため2人は通じ合っていきます。
しかしラッキーは旧型で部品の変えがないため、
バッテリーが上がってしまうと動かなくなってしまします。
そこには2人に残された時間はあとわずかという事実があります。
一緒の時間を共有していく2人、
ラッキーはだんだん祐太の模倣となっていきます。
キーワードを並べるとお涙ちょうだい的設定ですが、
この作品は感情を大きく描き深みを持たせ、
物語の背景や登場人物たちの想いを丁寧に描いているため、
純粋に感動できる傑作、素晴らしい作品です。
久々の村上かつらさんの新作は期待を裏切らない、
本当にいい物語です。

帯についているうたい文句同様、
“携帯電話を簡単に変えられない、そんなあなたに読んでほしい漫画です。”

ラッキー―Are you LUCKY? (ビッグコミックス)ラッキー―Are you LUCKY? (ビッグコミックス)
(2008/05/30)
村上 かつら

商品詳細を見る
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://meganechanblog.blog104.fc2.com/tb.php/400-71cafc34
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。