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『愛があればいーのだ』愛があればいいんですよ。
いくえみ綾さん特集第2弾は、
『別冊マーガレット』に平成4年1月号~7月号に掲載された、
連載作品です。

クラスでもおとなしくて暗くて地味な女の子、藤井寺美津子。
まわりはみんな、かわいーとかキレーとか、
ミスなんとかに選ばれるような女の子に夢中だった。
彼女がわかるのはぼくだけだ。
あれから4年、札幌から東京に出て主人公ヨシキは、
とあるテレビ局のADとして働いている。
金ナシ・彼女ナシ・性格は元来なまけ者。
ある日ヨシキは今をときめく新人女優・藤谷弥子が、
あの美津子であることに気が付く。
“あの頃のアタシはアタシじゃないんです”と、
昔の事を出される事を嫌がる美津子に再会し拒絶される。
しかし高校時代の頃のように2人で会うようになり、
再びヨシキの頭の中は美津子でいっぱいになっていくが、
彼女はそんなヨシキにつれない態度。
その頃から美津子は芸能人としての自覚を失くしていく。
彼女もまたヨシキと再び出会ったことで心の糸が切れてしまう。
つれない美津子から離れようとするヨシキ、バランスを崩す美津子だが、
お互いの存在意義を見出し、自分を取り戻す。

この作品の中の奥田民生氏にあたるのは主人公のヨシキ。
前作『ベイビーブルー』では年上の見知らぬ謎の男性が民生氏の役割でしたが、
今作は主人公の男性、年齢も21才、内容も読者層より少し上に設定されています。
しかも舞台が芸能界とあって感情移入はしずらいと思います。
ただヒロインの美津子の複雑な感情は良く描かれている印象。
ヨシキと出会い捨てたい過去が見えバランスを崩す反面、
ヨシキに対する恋心が見え隠れする言動行動がとてもリアル。
またヨシキを想いながらも結局想い叶わなかった、
隣人の年上の女性るみさんの健気さも、
美津子のキャラ像をわかりやすくしていた感じがします。
そして物語がハッピーエンドというのが好印象。
しかし著者・いくえみ綾さんのこの作品の評価は低いそうです。
読者層のギャップが人気低迷の敗因だと思いますが。

このコミックス、当時のマーガレットCでは絶版ですが、
文庫本で新たに2006年に復刊していますのでご安心を。
ただ描き下ろしの表紙の主人公のヨシキが、
こんなオッサン?というくらい今の民生氏にソックリです。
そちらも要注目ですよ。

愛があればいーのだ (集英社文庫―コミック版 )愛があればいーのだ (集英社文庫―コミック版)
(2006/01)
いくえみ 綾

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