スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
『手紙』生きてるって、素晴らしい
ふんわりほんわりした日常の中のひとかけらを、
ハートフルに描くせつなくて温かい作品集。
やさしい雰囲気の中にある芯の強さは読後心に響いてきます。
そんな作品集の中の表題作を少しご紹介しますね。

“手紙”
ルームメイトの親友に彼氏が出来て、
部屋を出ていくことになった大学生の素子。
心配性の母親の電話が少しうざったいなぁと思いながら、
ひとり暮らしをスタートさせた。
ある日素子は自分の元に届いたある一通の手紙を、
酔っ払った勢いで開けてしまった。
それは以前の住人“原田徹”なるものに宛てた、
その彼の母親からの手紙だった。
酔ったその勢いで“徹”になりすまし手紙の返事を出した素子。
しかしそれを息子からの返事だと思った母親から返信が・・・。
それ以降、ニセ徹(素子)と徹母との奇妙な文通が始まるのだが・・・。

・憧れの先輩と一緒に暮らし始めた大学生の彼女、
 幸せなはずなのに・・・。“ソラミミハミング”
・5年も一緒に暮らした恋人が寝ている間に
 何も言わず部屋を出て行く彼女、その想いとは・・・。“河を渡る、きみと歩く”
他、エッセイマンガ収録の珠玉の作品集。

あいかわらず「うまいなぁ」と思わせる作品の数々。
昔から基本がぶれない谷川さんですが、
最近とくに進め方やストーリーに深みがましましたよね。
今回の作品集はなぜか横顔をよく描かれているんですが、
これがせつなさをより深くさせている気がします。
この方の作品はさみしい時や疲れた時に読むと、
心の隙間にスポっとハマってしまうのである意味危険な作品達です。
それだけ谷川作品が、やさしくて温かくてリアルであるということ。

“あなたのココロのスキマお埋めします”
なんて喪黒福造じゃありませんが、心のスキマお埋めしますよ。
谷川史子さん、おひとついかがですか?

手紙 (りぼんマスコットコミックス クッキー)
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://meganechanblog.blog104.fc2.com/tb.php/639-b80abf15
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。