スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
『DoLL』男と女と意地とサガ
とある田舎の一軒家に住む中年男・先生のもとに、
むりやりおしかけてきた元教え子の女・泉。
半ば強引に男やもめの家に泊まると言い出した泉は、
先生の部屋の二段ベッドの上に寝っころがる“ダッチワイフ”を発見する。
帰ってくれという先生に対し帰る気配も見せず、
リビングにダッチワイフをひっぱりだす泉・・・微妙な気まずい空気。
結局3体のダッチワイフがリビングに姿を現し、
なぜだか男1・女1・ダッチワイフ3の奇妙な同棲生活が始まる。

2人の詳しい素性も過去も関係も、
今ひとつはっきりしないまま話は進んでいくんですが、
どうやら絵の元講師だった先生は年齢40~50歳くらいの不精ヒゲの中年男、
一方の泉は売れない画家のようで年齢20代後半~30歳くらいのメガネ美人。
この泉、先生の家にそこまで意固地になって居座るからには、
おしかけ女房になりたいのかといえば性的関係にもならず。
しかし2人の関係はあーいえばこーいう漫才のようなやりとりをし、
仲が悪いわけでもなくそのあたりが喜劇のようでもあります。
そんな2人、そりゃ大人ですから暮らすうちに互いの性癖なんかを暴露しあう。
男の欲求はわかりやすくくだらない、女の欲求はわかりやすくしょーもない。
掲載誌が『アフタヌーン』なだけに男のしょーもなさがおもしろかったりするんですが、
じつはこれ女の意地とバカらしさが丁寧に描かれているんですよね。
男にすれば泉の行動って不可解なのかもしれませんがじつに女らしいわけです。
男のバカらしい性癖に情けないと思いつつ答えてみようとしたり、
というよりアプローチしたいのかしたくないのか。
お互いの意地とどーしよもなさが妙にリアルな舞台劇のようなお話です。

ロマンスもエロもラブも一見遠そうなんですがじつに近い、
男と女が繰り広げる喜劇を楽しんでみてください。

DoLL 1 (1) (アフタヌーンKC)DoLL (1) (アフタヌーンKC)
(2009/04/23)
岡戸 達也

商品詳細を見る
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://meganechanblog.blog104.fc2.com/tb.php/723-15e73ea4
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。