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『ことことかるてっと』京都乙女四重奏
京都大倉大学女子寮“れんげ寮”築70年。
ボロい木造2階だて、広々とした中庭つき、
風呂・トイレ・炊事場は共同。
100寮室中入居者は40名しかおらず、家賃5000円、格安食堂つき。
そんなれんげ寮に「あかずの間」なる妙なうわさが流れた。
4月の入寮から半月もたつのに101号室の女の子を誰も見たことがない。
そんなうわさがたった桜も散る頃、
ミステリー作家を目指す202号室の住人で3回生の難波さんは、
「あかずの間」の盗み聞きをしようとした時、
難波さん所有のたくさんの本の重みで床が抜け、
202・201・102・101号室の壁を大破させてしまう。
駆けつけたみんなの前に現れた「あかずの間」の住人は、
1回生の蓮華、大人しいフツウの女の子。
寮に穴を開けてしまった張本人金欠の難波さんは、
3回生ということをたてに3人に穴のことを秘密にするよう約束させる。
その上この難波さん、「あかずの間」の蓮華の謎を探ろうと、
上から蓮華の様子を観察しだす。
すると蓮華には不思議な力があることが判明する。
それは人の声が形や色になって見えるという“共感覚”というもの。
小さいときからそのせいで疎外されてきた蓮華。
しかし穴のあいた仲間、変わり者の202号室・3回生難波さん、
クール美人の201号室・2回生万城目さん、いつも笑顔の102号室・1回生茜は、
それがおもしろいと言ってくれた。
そんな2つの秘密を共有した4人京都乙女の四重奏物語。

まずこの寮の設定がなんともいいんですよね。
そして場所は京都、それを乙女たちが彩る・・・、
なんて設定だけでも好感触。
登場人物の主になる4人がそれぞれ、変わり者・クール・やさしい、そして大人しい。
わりやすい4人組がお話に抑揚をつけてくれます。
そしてなんといってもこの著者・楠田夏子さんの繊細な画と、
やさしい色使いが物語を彩ってくれます。
例えば共感覚者である蓮華は人の声が形や色になって見えるのですが、
それがどれもすべて美しくあること。
読むこと見ること全てが美しいお話に仕上がっています。
これはフルカラーで読んでみたくなりますね。

京の町と乙女たちの成長物語。
乙女にはオススメの作品です。

ことこと かるてっと(1) (KISSコミックス)ことこと かるてっと(1) (KISSコミックス)
(2010/03/12)
楠田 夏子

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