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『響子とお父さん』フリーダムな父と長女と時々母と次女
岩崎一家は父、母、長女・響子、次女・春香の4人家族。
父は定年退職し毎日家で過ごし、
母は旅行好きのため家を空けがち、
響子はイラストレーターを仕事にしていて実家の隣のマンションに暮らし、
春香は色々あって現在行方不明。
マンションが隣とあって響子は半分実家にいるようなもの。
今日もマンションの部屋から実家の庭をのぞくと、
暴れん坊将軍に感化され模造刀を振り回す自由かつマイペースで風変わりの父。
そんな父と常識人の長女響子が、
百貨店へ行ったり、
身元不明の遺体が見つかったとニュースを見て警察へ行った帰りに、
なぜかソバ打ち教室に飛び入りで参加したり、
響子のフィアンセが挨拶にきたりする、
岩崎家のフツーの日常を描いた家族群像作品。

ある家族のフツーの日常を描いたこの作品ですが、
著者・石黒正数さんにかかるとこのフツーも、
妙な間と会話や言葉が重なりフツーじゃなくなるんです。
風変わりな父はお笑いで言うところのボケ担当、
そして常識人の響子はツッコミ担当になり、
これが余計に父の存在を際立たせてくれます。
例えば、父と飛び入りで入ったソバ打ち教室で、
「男の世界」の見栄をはって響子を妻であると紹介したため、
教室の生徒のおじさん達に視線あびることになってしまった響子。
そのおじさんの1人に「なんでまたそんな歳の離れた男と結婚したの?」と聞かれ、
「財産目当てです」と親不孝発言をする響子。
こんな感じがなんともいえぬ間でやりとりされるとそれは良質のコメディに仕上がります。
また細かい伏線も見逃せませんが、
今回はなんといっても失踪中の妹が前作『ネムルバカ』の主人公、
鯨井ルカであることが一番大きいですね。
といっても『ネムルバカ』を読んでいなくても、
ハッキリいって十分いや十二分に楽しめますのでご心配なく!

いい父親だな~と思わせると同時に、
いい雰囲気の家族だな~とニヤニヤしながら読める家族群像。
しかしこれ巻数がついていないということは、
1巻完結?『ネムルバカ』と同様、
そこがどうしてもガッカリしてしまうところではありますが、
すごくオススメの1冊です。
読み終えた後、あぁおもしろかった!って言ってしまいますから!

【紹介エントリー】「ネムルバカ」目標を持つのか?持たないのか?

響子と父さん (リュウコミックス)響子と父さん (リュウコミックス)
(2010/03/13)
石黒 正数

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